気候オーガナイザートレーニング第二弾(2024年11月チーム立ち上げワークショップ):地域でのアクションから未来をつくるために
トレーニング
11月16日(土)、「気候オーガナイザートレーニング〜自治体の気候危機対策をチームで変えよう〜第2弾」の一環として、オンラインのチーム立ち上げワークショップが開催されました。3つの自治体から8名の参加者が集い、スタッフ8名と共に未来を切り開くための第一歩を踏み出しました。
気候オーガナイザートレーニングとは?
このプログラムは、約3か月間にわたるオンラインコーチングやワークショップへの参加を通じて、自治体が直面する気候危機への具体的な解決策を模索し、実践していくことを目的としています。詳細はこちらをご覧ください。
参加者は、今回のワークショップを通じて、コミュニティ・オーガナイジング(以下、CO)の重要なスキルを学びました:
- コーチング:個人の能力を引き出し、成長を支援しあう方法
- ストーリー・オブ・セルフ:自分の経験や価値観を共有することで共感を呼び、行動を促すストーリーテリング
- 関係構築:効果的なネットワーキングと協力関係の構築
- リーダーシップチームの構築:信頼と協力を基盤にした持続可能なチーム運営の技術
ワークショップの内容と意義
このオンラインワークショップでは、これらのスキルを実践的に学ぶ場が提供されました。特に「ストーリー・オブ・セルフ」では、参加者がそれぞれの背景や経験を語り合い、自分たちの行動がなぜ重要であるのか、自分自身の価値観は何なのかを再確認する機会が設けられました。このプロセスは、単なる情報共有ではなく、共感と連帯を生むきっかけとなります。
また、「関係構築」と「リーダーシップチームの構築」では、地域コミュニティや自治体と協力して実際に変革を起こすための基盤作りが進められました。ここで学んだスキルは、気候危機対策に限らず、幅広い社会課題へのアプローチにも応用可能です。
地域でのアクションが未来を作る
気候変動の問題は、個人の努力だけでは解決できません。しかし、地域コミュニティの力を結集することで、小さな変化が大きな波となる可能性があります。このプログラムは、特に自治体へのアプローチが重要であることを強調しており、具体的な政策提案やアクションなどを通じて、現実的な変化をもたらすことを目指しています。
新たなチームの誕生とその未来
ワークショップの成果として、参加者たちはそれぞれの地域で行動を開始するためのリーダーシップチームを立ち上げ、これからキャンペーンを実践していく第一歩を踏み出しました。
参加者からは「価値観の共有や関係の構築が、チームづくりの基盤となる大切な部分だと学びました」「関係構築って人生のあらゆるところで使える技術だと思いました」といった感想が寄せられました。
気候危機への対応は、個人や組織だけでなく、社会全体で取り組むべき課題です。今回の「気候オーガナイザートレーニング」は、未来を切り開くための一つのモデルケースとして、多くの示唆を与えてくれます。これからの社会を持続可能な形で守るために、あなたも地域の活動に参加し、変革の一端を担ってみませんか?
次回にむけて
次のステップは、12月7日(土)に予定されている戦略ワークショップです。参加者たちがどのように成長し、具体的な成果を生み出していくのか、引き続き注目してください!
(コーチ:まゆ)