気候オーガナイザープログラム
ORGANIZERS オーガナイザー紹介 2024.09.11

次の世代に良い地球を残したい(てっちゃんさん)

オーガナイザー紹介

なぜ気候変動の活動をしているか

僕は、気候危機は人々の常識が変わらないと解決できない問題だと認識しています。気候危機は誰かが解決してくれるだろう、してくれているだろうと思いがちだけど、科学の声や文献を見てもまだ解決できる手がかりがあるとは言えません。

 

この問題は、小学生くらいの頃からなんとなく不安に思っていました。周りの大人から「昔はこんな暑さ、なかったのにね」という言葉を聞き、小さいながらに将来もっと暑くなったらどうしよう、と不安に思っていました。

 

その後偶然、中学生の時気候変動のドキュメンタリーを見て、小さいころの不安が頭の片隅にあったこともあり、大変ショックを受けました。何日間もそのことしか考えられなくなり、当たりが真っ暗になったように感じました。

 

ドキュメンタリーでは、猛暑日だらけになった夏、世界中で起きている今までにない異常気象、気候変動による食糧不安からくる争い、このままの対策では不十分であることを知り、不安と危機感が募るばかりでした。

 

何かしないとと思っている中、ネットニュースで自分たちと同世代の人が国際会議に行き声を上げたり、1人で学校ストライキを始めたりしていることを知りました。

 

彼らからの触発もあり、気候変動への危機感から来るなんとかしたいという想いから、自分も活動しようと決めました。

 

苦難はありましたが、今プラスチックを減らすための活動、気候正義に声を上げることを続けています。

 

毎年、いままでにない暑さや豪雨が起きるたびどんどん悪化しているんだと感じます。これから先もっと大変な被害を生みたくないという思いから活動しています。

 

今までCOのリーダーシップスキルが役に立った場面

COのスキルは毎日のように役に立っています!語りきれないこともありますが、3つにまとめました。

 

小さいことですが、1つ目はルール作りです。ミーティングの初めと終わりにチェックインとチェックアウトをし、良かったことと改善点を話し合い、常にパワーアップしていける環境を作ることができました。

 

2つ目は、『関係構築』です。これまでは一緒にチームになった人とどのようにコミュニケーションをとればいいかわからず、相手のことも知らないままということがありました。関係構築を学んでから、お互いどのような経験があり興味をもったのか。何を大切にしたいと思っているのかを聞き合うことで強力な繋がりを作ることができ、関係構築した仲間は今でもお互い尊重し合える関係が続いています。

 

3つ目は、キャンペーンを立てることです。具体的な目標を定め、誰と共にやっていけそうなのか、またどのようなタイムスケジュールで力をつけるのかなどを考えることで、目的がはっきりしたキャンペーンを作ることができました。まだまだ未熟ではありますが、どんどん作るのが上手になっていきたいです。

 

今後取り入れたいCOのリーダーシップスキル

今後は、ストーリーの共有、『パブリック・ナラティブ』に力を入れていきたいと考えています。なぜなら、イベントをするときも、説得をするときも、想いを伝えるのでも全て上手に伝えることが大切だからです。

 

想い・願い・願望をただぶつけるだけでは人は変わらないけれど、自分自身がなぜそれに注目するようになり、どんな想いが生まれ、どんな困難を感じたんだと、具体的なことを話していくと変わることに気づいたからです。お互いのモチベーションを高めるとき、また昨今のような気候危機という緊急事態を上手に語る時に使用し、次の世代に良い状態の地球を残せるようこれからも奮闘していきます!

 

これからCOを学ぶか検討している人に一言

学校での発表でも、チームを作るときも、日常生活でも使える知恵が詰まっていると感じました!僕は学んで良かったと感じています!
特に社会的なアクションを起こしたいと思っている人にはおすすめです。