気候オーガナイザープログラム
ORGANIZERS 2024.08.16

成長を意識して「次も頑張ろう」と思えるような組織の空気づくり(ひかりんさん)

なぜ気候変動の活動をしているか

初めて環境問題に興味を持ったのは小学5年生の時。レイチェル・カーソンの「沈黙の春」を読んだのがきっかけでした。人間の何気ない行動が、気づかないうちに地球環境を壊すことに繋がってしまうという事実に課題を感じ、「地球に責任のある行動ってどんなだろう?」「私にできることはあるかな?」と考えるようになりました。

 

そして、大学1年生の春休みにFridays For Future Yokohamaに出会い、気候危機に対してアクションを起こすようになりました。誰もが当たり前の幸せな日常が過ごせる地球をのこしたい。そんな気持ちを持って活動を続けています。

 

今までCOのリーダーシップスキルが役に立った場面

1つのアクションが終わるたびに、個人の成長・組織の成長・問題は解決したかという視点で評価していく視点をCOで学びました。

 

イベントの成功の度合いは、一般的に動員数や参加者の満足度と言った”その場限りの成果”で語られがち。しかし、私の所属する団体では、個人、組織としてどれくらい成長できているか、により焦点を当てます。

 

例えばインスタグラムでのイベントの投稿を作る際には、もともとデザインが得意な人にお願いするよりも、メンバーの中で「やってみたい!」と手を挙げた人に任せます。そして、得意な人にアドバイスをもらいながら挑戦することで個人それぞれのスキルがあがり、成長が促されます。

 

もしかすると、デザインが上手な人に任せた方が、デザインの完成度自体は上がり、動員数も増えるかもしれない。けれども、“成長”を重視することで、次も頑張ろう、と思えるような組織の空気づくりができ、また、メンバーが新しい挑戦をしやすい雰囲気が作られることで、長期的にわたって活動がしたくなるような組織づくりができていると感じます。

 

今後取り入れたいCOのリーダーシップスキル

今後は関係構築のスキルを磨いていきたいです。

 

お互いの大切にしている価値観を共有し、関心がどこにあるのかを知り、得意なこと、好きなこと(資源)を共有するところまではできたとして、その次がむずかしい。では実際にアクションを一緒に考えていきましょうということになった時に、せっかく共有した考えを生かしきれなかったな、と後々感じることがありました。

 

しかし、共有した考えは、実際のアクションに生かされていくことで大きな意味を成します。

 

組み立ての段階からできる限りメンバーの価値観・関心・資源を意識することで、よりメンバーの良さが生かされたアクションを起こしていきたいです。

 

これからCOを学ぶか検討している人に一言

迷っているなら、ぜひ学んでいただきたいです!!素敵な仲間とともにCOを学び、ワクワクするようなムーブメントを起こしていきましょう!