気候オーガナイザープログラム
ORGANIZERS オーガナイザー紹介 2023.08.18

10名でも変化を生み出せる希望(よすこさん)

オーガナイザー紹介

なぜ気候変動の活動をしているか

地球温暖化は私が小学生の頃から既に「環境問題」のひとつとして取り上げられていました。

2019年に温暖化は気候変動と呼ばれており、さらに状況は「危機的」であるとグレタさんが国連でスピーチをしている姿をみてようやく気付きました。

当時パートナーと子どもを持つことを考えていましたが、将来について不安を感じ、そして気候危機を私自身も引き起こしている加害者であることに罪悪感を感じて、そんな自分を嫌になるという悪循環な毎日。

不安を感じるなら、その不安を解決するための行動を始めよう!と勇気を出してまずはボランティア登録や環境活動家のコミュニティに入ったことが活動のきっかけとなりました。

自分の住んでいる自治体に市民として気候変動対策を求めて声をとどけることに賛同してくれた仲間と、「#7年後も本当に住みやすい街大賞1位とるぞ藤沢プロジェクト」というチームを作り活動を始めました。

チームメンバーは10名程度ですが、丁寧に行政や議員の方々と対話を重ね、方法として議会陳情なども行うことで少しずつですが、変化が始まっています。

昔より暑いな、とか大型台風や水害が増えているなど日本でも気候変動の影響を感じ、危機感を募らせている人は増えてきているはず。

10名でも変化を生み出せるなら、各地でたくさんの市民が動き出すと解決に向けた大きなムーブメントになる、そんな希望を抱いています。

 

今までCOのリーダーシップスキルが役に立った場面

チームメンバーではなく新しく知り合う方と何かを一緒にしたいという時、関係構築のスキルがとても役立っていると感じます。信頼を築くために、自分自身の話をしたり、共通の価値観を見つけること、そしてお互いの資源を交換し同じ目的のために動くこと。話す時間は短時間でも、長期的な信頼関係を結ぶことができると実感しています。

今後取り入れたいCOのリーダーシップスキル

今後取り入れたいことは、参加しているチームが更にスノーフレーク・リーダーシップ(※)で動ける体制にしていくことです。これから取り組む活動の幅が大きくなってくると予想されるので、それぞれが責任を持った活動ができるよう、チーム内での関係構築をし、役割分担を決めたいです。例えば「建物の断熱の取組を進めてほしい」などの一つの取組みだけを進めるのではなく、同時進行で複数の取組みを実行できるようになると更にパワーアップできるのではと感じています。

※スノーフレーク・リーダーシップ:リーダーが他のリーダーを成長させていくリーダーシップの形(一人のリーダーに集中せず、全員がバラバラな方向を向いたりせず、コアチームからの指示がなくてもメンバーが責任をもって役割を遂行できる)

 

これからCOを学ぶか検討している人に一言

COのスキルを活用した組織はとてもエンパワーメントされるものになると感じています。それぞれの価値観と資源を大切に、自分だからできることの交換で、力になっていくことができるって無理がなく理想的だと思いませんか?

問題を解決するために効果的な戦略を、その組織だから持っているものでつくっていくからこそ結束力も高まります。何か解決したい問題を抱えている方には本当におすすめです。